「修理」カテゴリーアーカイブ

YZ250F(09モデル)のフォークとショック

2009年モデルの前後サスペンションユニットのメンテナンスを行いました。先ずはリアショックからです。

大きなダメージはなかったのですが、ロッドに錆が発生していました。幸いボトムアウトバンパーに隠れる所でしたので影響なしと判断しました。

続きましてフロントフォークです。オイル漏れが発生していました。カードリッジ異常なし!例の割れちゃうフリーピストンも大丈夫でした。

前後とも完成させてオーナー様へ引き渡します。

バリオスⅡのリアショック修理

カワサキのバリオスⅡのリアショックからオイル漏れとの事で修理しました。

外見は所々に錆が見受けられるもののショックロッドには錆もなく研磨で仕上げ問題ないレベルに持って行けたと思います。

ゴムパーツの劣化が激しかったので交換して組上げました。形にしたら愈々オイル充填エア抜き工程に移ります。

写真を撮り忘れてしまいましたが(^^;ダンパーを完成させました。リークテストを行ってスプリングをセットしたら完成です。

KLX250のリアショック修理

カワサキのKLX250のリアショックを修理しました。オイル漏れを起こしてしばらく使っていたそうなので念入りに点検して分解していきました。

シリンダー内壁に若干の偏摩耗が見られました。こうなってしまいますと本来の性能は望めませんが、オーナー様と相談の上、可能な限り性能を取り戻せる様にオーバーホールしました。

KTM 125SXの修理

KTM 125SXのフォークを修理しました。オイル漏れを起こしておりました。各部点検してみると・・・テンション側のアジャストが効いてない感じで、分解してみるとコチャッキー!!綺麗にして動作不良を修理しました。

この部分ドライなのもありますが、この頃のフォークは構造的にトップキャップのノッチ部分から水が浸入する事があるので、そちらも分解して防水処理をしておきました。

後は普段通り・・・とは行きませんでした(^^;

オーナー様は07年モデルとおっしゃっていたのですが、どう見ても03~05モデルのフォークなので各部をデータと照らし合わせながら年式を判別して組上げました。

今回はフォーク以外にもカウンターシャフトからのオイル漏れ修理とホイルベアリング修理等を行いました(写真撮り忘れました)。

KTM 530EXC-Fのサスペンション

2017年仕事初めでございます。本年もよろしくお願いしますm(_ _)m

KTM 530EXC-Fのサスペンションをメンテナンス修理しました。フォーク右側からオイルが駄々漏れしておりました。フロント周りを分解してみるとステアリングステムの動きに違和感があり、オーナー様に相談して分解してみると・・・。

ステムベアリングが錆び、レースには打痕が付いておりました。KTMの場合、特殊工具が掛からない構造なのでプレスでステムシャフトごとベアリングを抜きます。タガネ等で叩くとアルミのシャフトにダメージを与えてしまう事があります。

続きましてリアショックですが、車体から外してみるとアッパーベアリングが錆で固着しておりましたのでベアリングを交換しました。ロアー側は問題ありませんでした。

ショックも分解してオーバーホールしました。定期的にオーバーホールされているので異常もなく本来の性能を取り戻せました。

GPX750のオイル漏れ修理

シフトシャフトのシールからオイルが漏れています。滲み程度ではなくポタポタと垂れてきておりました。分解して点検してみた所、シャフトのガイドブッシュがヘタっていたのが原因の様でした。

シールとガイドを交換して、念の為と言うか…分解ついでですのでカウンターシャフトのシールも交換しておきます。

車体に組込んで完成させます。

ショックロッドの再メッキ(再生)

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ショックロッドが錆びてしまった場合、動作不良やオイル漏れの原因になってしまいます。そこで再メッキをかける必要があるのですが、錆が酷く母材のエグレ具合によっては何層かに分けてメッキをかける場合があります。

画像はXLR250バハのショックロッドですがこの程度までであればギリギリ1層で済みます(これ以上酷い場合はご注意ください)。

広範囲にわたってメッキが剥がれ錆が出ている場合は注意が必要です。その場合は母材がエグレている事が多く何層かに分けてメッキする必要が出てくる事が多いです。

そう言った状態ですとロッド再生費用がかさむ事があります。

SHOCKロッド再生費用・・・1本10,000円(税抜き)~