


CRF230Fのクラッチ修理です。クラッチが滑る症状が出始めた様なので各部点検して修理します。
XR230と共通なのかなーと思われがちなんですが、実はチョコチョコ違っているので注意が必要です。


ステムにもガタが出始めていたのでベアリングを交換します。バイクの操安性に大きく影響する部分ですので最重要点検項目の一つだと思います。
次回はフロントフォークとリアショック修理の模様です。
続く・・・
DR-Z400SMのリアショックとフロントフォークをオーバーホールします。車体から取外したショックユニットはオイルシール、ダストシール、スライドブッシュ、ボトムアウトバンパー、ピストンバンド、ブラッダ(ガス袋)を新品に交換して真空ポンプでエア抜きして完成させます。
続きましてフロントフォークですが…問題発生です(^^;フォークダンパーを組上げてみると、いくらエア抜きしてもエアがダンパー内に混入してしまいます。
調べてみるとコンプレッション側のオイルシールが駄目になっていました。通常ですとアッセンブリ交換になってしまうのですが、ジョニーズファクトリーでは修理可能です(追加料金が発生しますが)。
意外に思われるかもしれませんがフォークダンパーのこの部分は永らくメンテナンスをしていなかったりすると破損し易い部分です。フォークダンパー内を加圧しているスプリングとシートが擦れ合っていますのでスラッジが出てシールを破損させてしまうのですね。
ご注意くださいm(__)m
KTMの990アドベンチャーのリアショックのオーバーホールの模様です。
点検してみると、リバウンドアジャスターが動きません!水分が浸入して錆ついてしまった様です(^^;
何とか外せたのですがニードルが折れてしまいました(T_T)
WPのPDS(KTMのEXCモデルに採用されてます)なんかも同じく、リバウンドアジャスターが錆易いので気を付けて下さい。
実はSXシリーズのショックも同じく錆びやすいのですが…(^^;
ジョニーズファクトリーではWPのリアショックをオーバーホールする際には必ずこの部分が錆びない様にグリスをたっぷり塗って組みつけます・・・ですが!!永年放っておくと錆びちゃうので定期的なメンテをお願いしますm(__)m
いつもご愛読ありがとうございますm(__)mジョニーズファクトリーです。
本日はスズキのRM-Z250に装着されているSHOWA製のSFFとゆーMX用のフロントサスペンションのオーバーホールの模様をお伝えします。
オイルシールが駄目になってオイル漏れしてます。分解してみるとオイル汚れが激しかったので結局、フォークダンパーも全部ばらして洗浄しました。
オーナー様にはシール交換だけでいいよ、と言われたのですが見過ごせなかったもんで(^^;
最近のSFF等のフォークですが、驚くほど部品点数が少なくなっていると思いませんか?
部品点数を少なくはしてるのですが、一個一個のパーツにその分、性能的に重要性を持たせてると思います。ですのでオイル劣化によるダンパー性能の低下は如実に表れるんじゃないかなーと思います。
フロント周りの軽量化は実はとっても操安性に影響しますので最近のMXマシンはホントに良いと思います。数年前のMXレースと動画なんかで比較してみると分かり易いと思いますね。
WPもARE48とゆーエアフォークを開発販売し始めましたし・・・。KTMのSXモデルにも採用されてマシンのトータル性能は国内4メーカー以上の性能を持つに至り世界を席巻中です!
国内メーカーには是非とも頑張ってほしい所です。KTMの元気の良さに押され気味なのが残念です(^^;
話を戻します。今回はご希望によりSKFのフォークシールを使って組上げました(^^)v
最近は装着率高いフォークシールかな~って感じます。マッドスクレイパーとゆーダストシールの更に上にカバーもありますね。
あっ!SKFも欧州のメーカーでしたね(^^;
スズキのジェベル250XCのリアサスペンションの修理の模様です。リアショックからはオイル漏れとダンパーラバー破損が見受けられました。ショックのロッドは錆びていましたので再メッキで再生してもらいます。
殆どノーメンテだと言う事ですので、スイングアームとリンクレバーも取り外して点検整備します。
リンク周りとピボット部はグリス切れしていたものの、錆は少なかったのでダストシールだけ新品に交換しました。
新しくグリスを塗り込んで下準備をしておきます。
そうこうしているうちにロッドが再メッキから上がってきました。錆だらけだったロッドが綺麗になって帰ってきました\(^o^)/
ジェベルのリアショックにはガスの注入口がありませんので別途取付ます。
消耗パーツであるオイルシールやダストシールは勿論、ピストンバンドやブラッダ(ガス袋)、スライドブッシュ、砕けてしまったボトムアウトバンパーを新品に交換して組上げます。
KDX250のリアショックをオーバーホールします。
ボトムラバーは砕け散り無くなっています。バンプラバーとも呼ぶパーツですが、このパーツが割れたり破損している場合、リアショックがヘタっているサインです。
分解してみると、オイルの劣化が激しい物が出てきました。
墨汁の様に真っ黒でした(^^;
これではポンポン跳ねて、まともにダートは走れません。
各部を徹底的に洗浄してシール類や擦れ合うピストンバンドやスライドブッシュを交換し組み上げていきます。
あっ、砕け散ってなくなったボトムアウトバンパーも勿論取り付けます。
それから仕上げに専用の真空ポンプを使ってオイル充填とエア抜きを行い、ダンパーを完成させます。
スズキのジェベル250XCのリアショックをオーバーホールの模様です。DR250Rと同じタイプの物ですね。
オイルは漏れてダンパーが効かなくなっています。先ずは分解して洗浄します。
各部品を丁寧に洗浄し展開していきます。ブラッダ(ガス袋)はクシャクシャに変形しています。
ダストシール、オイルシールは勿論ですがシリンダー内壁と擦れ合うピストンバンドやロッドの動きをガイドしているスライドブッシュも新品に交換します。
各消耗パーツを交換し綺麗になりましたね(^^)v
この状態にしてから特殊なポンプを使い、ダンパー内にオイルを充填してエア抜きを行います。
完成しました!
このタイプのショックにはガスの注入口が無い為、別途取付が必要になります。
この内容でオーバーホール費用は¥18,000(税別)になります。