「メンテナンス」カテゴリーアーカイブ

XJRの純正オーリンズショックと偽物オーリンズ

大変多くご依頼を受けるOhlinsのリアショックですが、実はニセモノも多いです。

※上の画像は本物です。

こちらはニセモノです。

ショックボディの刻印が『OULINS』となっており、ガス室に貼られているステッカーもロゴが微妙に変です(ステッカーは後から幾らでも張り替えられますのでアテにできませんが・・・)。

偽物の場合はオーバーホールできませんので御留意下さい。

XL80S メンテナンス開始(フロントサスペンション)

コイルを巻き直してエンジンも無事に掛かる様になり、バッテリーへの充電や灯火類も問題なしになりましたので、走らせてみました。

マフラーはこれ以上腐食させたくないので再塗装しましたが、プロテクターのビスが焼き付いていてネジ山がブッ壊れたので溶接して穴を埋め直して・・・ネジを修理して・・・意外と手間が掛かり・・・結構頑張ったのもありまして・・・

正直な感想ですが・・・おもちゃみたいな乗り味でした💦

エンジンは快調ですが、頑張った分(?)なんだか期待外れと言いますか・・・。

特にフロントサスペンションは、ペコンと入ってポコンと戻ってくるw

メンテナンスされた同時期のCT110と比べても、貧弱に感じる。

同時期のCT110とXL80Sのフロントフォークはほぼ同じ構造なのですが、大きく違うのはホイール径とトップブリッジです。

これはメンテしてないXL80Sと、メンテされたCT110との違いなのか???

じゃあ先ずはメンテナンスしてみようかと。

トップブリッジをアルミ鋳物に変えたりホイール径をインチアップしたくなりますが、やはり健康なSTD状態を確認してからカスタムプランを練りましょうw

はやる気持ちを抑えますw w w

フォークとステムをメンテし終わって・・・全然動きが変わりました。

単純な構造のフォークが故なのか?

ペッコンポッコンの動いていたのがスッと入ってグッと戻ってくる。これは期待できそう!

久々のミニバイクですが楽しいですね♪

次の休日に林道アタックしてみようかな?

 

KTM 690SMCR クラッチのメンテナンス

LC4エンジンを積んでる690SMCR。

APTCクラッチが採用されています。

スリッパークラッチの様な機能を持っていて高性能なクラッチですが、定期的にメンテナンスしないといけません。

最近になってクラッチ滑りの症状が出始めたとの事でメンテナンスします。

確認してみるとスプリングが縮み、クラッチプレートは全体で0.5ミリ程度減っていました。

 

クラッチ板はアップデートされていました。

スリットの形状が変わっています。こんな部分にも創意工夫があるんですねー♪

GSX400E????のフロントフォーク修理

オーナー様はGSX400Eに装着されているとの事ですが、フォーク自体は何のフォークだか不明との事です。多分Z250辺りのフォークっぽいですが・・・。

アウターのメッキがこんなになっちゃって・・・フォークシールもブチ破れてオイルが漏れ漏れです😅

ピカピカになって戻ってきました!〜

メッキ層の下地が腐食してメッキ浮きが発生している状況でしたので、一度メッキを剥離して、下地を研磨し直して再メッキしています。

母材がアルミ合金の場合、どうしてもメッキ層は剥がれやすいです。

そして組み付け時には細心の注意を払う必要があります。

アクスルシャフトやブレーキキャリパーのボルトを締める時はドキドキします。

パリッとメッキが割れる事もありますので。

かと言って緩く締める訳にもいかないんですがw

ZRX1200S KYB リアショックのオイル漏れ修理

総走行距離6万キロを超えてオイルが漏れ出したとの事で修理を承りました。

ガスは抜けきり、バンプラバーは砕け散っていました。

社外品に交換しようか?迷われておりましたが使用方法を伺った所、純正ショックの方がベストでしたのでオーバーホールする事になりました。

高価な社外品は勿論、超高性能なのですが使用目的によっては適さない事もありますし、ZRX1200の純正ショックは実は高性能なので、修理して使い続ける価値は十分にあると感じます。

ただ、メンテせずに使い過ぎてしまうとメンテ費用が嵩む場合がありますので定期的にメンテナンスして頂きたいと思います。