「エンジン」カテゴリーアーカイブ

TE250や250EXCの300㏄ボアアップキット

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KTMの250EXCやハスクバーナのTE250を300㏄にすべく、ボアアップキットの組立です。国産と違い、排気デバイスのフラップ調整や上死点調整を行う必要があるのでちょっと面倒かもしれません。

ディメンションXとかディメンションZとかマジンガーVとかコンバトラーYとか…???あー忘れちゃいけないのがボルテスⅥですね~(*´Д`)超合金のガンダリウム合金とかで身を包んでみたいもんです。

話を戻します(^^;

専用の計器もありますがジョニーズファクトリーでは汎用のデプスゲージで調整します。モデル毎に専用の道具を揃えてたら大変ですので(^^;

今回は排気デバイスの組立調整のみのご依頼ですが、調整のコツが分からない場合や計器を持っていない場合はプロにお任せした方が安心です。お困りの方はご相談くださいませm(__)m

今回はキットのみを持ち込まれて組立調整済みでお渡しするので、エンジンに組込む際にはディメンションXはオーナー様で調整する必要があります。

KX80Ⅱのサスペンション(リアサス編)

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取外し
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分解

3、4年前にジョニーズファクトリーでオーバーホールしたKX80のサスペンションをオーバーホールです。先ずはリアから。

さすがに3~4シーズン使いこまれてますのでリアショックは抜けてました(^^;

ミニモデルはフルサイズと比べてフォークもショックも容量が小さいのでメンテスパンは短くなります。必然的に。

今回はサスペンションのメンテですのでリンクアームやスイングアームもメンテさせていただく事になりました。

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ショック組立
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ショック完成

85クラスのキッズ達がフルサイズに乗り変えたとしても同じ様に(今まで以上に)消耗するマシンをみていると、ライダーのレベルが上がる事でもメンテスパンが短くなるのだなーとも感じます。

高性能なマシン程、そのバランスが崩れるともろい物で、ミニモトクロスはその最たるマシンではないでしょーか?手軽に遊べるマシンではあるのですがちょっと気を抜くと・・・みたいな。

そんな事を考えていたらウチのCRF150Rもメンテしなければ!と気付きました(^^;

永らくメンテできてないよ((+_+))

KX65エンジン フルオーバーホール

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KawasakiのKX65のエンジンを完全オーバーホールです!実はケースも割れてしまっていたので交換してます。クランクも縦振れが出始めているので新品にしました。なので殆ど新品エンジンになってしまうメニューです(*´ω`)

クランクはビッグエンドやコンロッドを交換してバランスだしすると新品より高価になってしまう事が多々あります(^^;ですので、絶版パーツでない限り交換してしまう場合が多いです。

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腰上は再利用しますが、各部綺麗にして組上げます。

WR250FのエンジンO/H

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いつもご愛読ありがとうございますm(__)m

ヤマハのWR250Fのエンジンをオーバーホールしました。ケース内の主要なベアリングは全て交換しました。ウォーターポンプまわりも一新しました。

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こんな感じで組立ていくんですが…「そうです。私が変なおじさんです!」って画像が入りこんでしまっております。

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まあそれはおいといて、ヘッドまわりは良好でしたので綺麗にして、意外と伸びるカムチェーンや、意外と縮むバルブスプリングは交換してしまいます。

WR250Fのエンジン(腰上編)

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WR250Fの腰上を点検するので分解しました。クロモリフレーム時代のやつですね。

非常にバランスの良いマシンだと思うのですが、なんせ10年経ってますから腰下も大いに気になるところです。

コンロッドにガタは無い様でしたがサイドベアリングやカウンターシャフトまわりが気になってしまいます。特にカウンターシャフトはオフ車の宿命ですが、土だらけになるわ、枝や草が絡みつくので定期的に交換しないとミッションがオシャカ・・・そういったマシンを何度も見ているのでどーしても気になってしまいます(;´・ω・)

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燃焼室
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5バルブ

ヘッド回りですが数年前にO/Hしてありましたのでカーボンを落としただけで大丈夫でした。バルブクリアランスがちょっと詰まり気味になってましたので調整して組めばまだまだ使えます。

意外と伸びるカムチェーンは交換します。シリンダもまだまだいける状態。頑丈だな~♪

腰下はオーナー様に相談してみて作業を進めていきたいと思います!

CRF150Rのエンストする原因を探せ!の巻

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クラッチ取外し
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クラッチ分解点検

オーナー様、曰く「すぐエンストするのよ~。クラッチの切れが悪いんじゃないかしら?」との事でクラッチをオーバーホール&点検のご依頼です。

しかしこれと言って大きな以上が見当たらない・・・一先ずはご依頼いただいた内容で、クラッチの消耗品の交換とバケットとボスの面取りを行って組上げました。確かにクラッチスプリングは縮んでるしプレートの歪みはあったのですが…。クラッチの切れに関してはオイルの質も重要になってきますし…ウーン(-.-)

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他に考えられる原因①
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他に考えられる原因②
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他に考えられる原因③

① 2007年モデルのCRF150Rでメンテ不足との事をオーナー様から伺っていましたので他の原因も探ってみました。FCR-MXについているホットスターターワイヤーは結構汚れやすかったり遊び調整不良でエンジン不調になり易い部分です。ちょっと気になる程度の動作不良を発見したので綺麗にして調整して組上げました。簡単な部分なだけに見逃しやすい部分ですよ、ココ。でも重要な部分です。

② そしてスパークプラグ。単純ですが馬鹿にしてはいけません。CRF150Rは最新の燃焼室形状で高圧縮型なのに粗末なプラグが装着されています。本来ならレーシングプラグかイリジウムがいいのでしょうがコストの問題でメーカー出荷時には普通のプラグが着いてるんですよね。プラグもチェックしてデロデロなので交換しました。

③ そしてバルブクリアランス。8年程度経ったマシンですから絶対的に点検しないと不味いです。規定値よりも詰まっていました。これでは性能が低下してしまいますので調整して組上げました。

始動テストしましたがエンジンは調子良くかかりますし吹けも良い感じです。コースに持ち込んで熱垂れしてどう変わるか?この辺りはオーナーさんへ委ねます(^^;

 

KTM 300XC エンジンのオーバーホール修理(腰下編)

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前回からの続きです。新品のクランクシャフトが入荷していよいよ組み立てていきます。予め負担が掛かり易いクランクケース内のベアリング類やシール類を交換しておきましたので比較的スムーズに組立てられたのですが・・・

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250EXCやフリーライド250も同じなんですが、鬼門のセルモーター周り…ピニオンギアは錆と泥でガバナーウエイトを留めているスプリングが破損し、セルモーター内部はブラシが粉々に(T_T)

ガバナースプリングは用意してあったので事なきを得ましたが、カーボンブラシが在庫なし!レースに間に合わなんぞー!セル無しで頑張ってもらうしかないか…。とオーナーさんへ連絡してみると「ブラシ2セット持ってるよ」との事で事なきを得ました(^^;

KTM 300EXCのエンジン修理(オーバーホール)

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KTMの300EXCです。300ccの2ストロークエンジンです。物凄いトルクフルなモデルで世界のエンデューロではスタンダードなモデルです。

最近になって異音が出始め、振動が多くなってきたとゆー事でエンジンを分解します。その前に嫌なものを発見してしまいました(;´・ω・)

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点火パルス、信号を送る配線が外れショートしていた模様…。これでは点火タイミングがおかしくなっていたんじゃないか…ッテことはデトネーション…(;・∀・)

シリンダーを外しコンロッドを確認してみると尋常でない縦振れ。こりゃあ交換だなあ。オーナー様にお伺いを立てクランクを新品に交換することになりました。

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さすがにクランクは用意してなかったんで、とりあえず分解して下準備を整えておきます。

まずは腰上(シリンダ周り)から。排気バルブを分解してヤニを綺麗に落として組立調整です。ここでKTM特有のディメンションZを調整して組み込んでいきます。排気バルブ周りはヤニやカーボンが蓄積して調子を狂わしやすい部分ですので定期的なメンテが必要です。

ディメンションZとは、バルブフラップの始点の調整なんですがモデル毎に違うのでマニュアルを参考にしましょう。

本日はここまでですが、クランクが入荷する前にクランクケース側のベアリング類も打ちかえておきます。

営業日のお知らせ

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XR250R(ME06)

誠に勝手ながら定休日以外に7月はレース・イベントの為、18日19日と25日26日は工房を不在にしております。

大変恐れ入りますが何卒よろしくお願い申し上げますm(__)m

本日はXR250Rのシリンダーヘッドをフルオーバーホールしました。カーボンと除去してバルブ周りは全て新品に交換です(^^)v

これでまたオーナー様に気持ち良く乗って頂けると思います。