オーリンズショックのオーバーホールの模様です。

GPZ900に装着している物です。

油圧のプリロードアジャスターも動作不良の為、修理しました。

バンプラバーは砕け散って無くなっていました。

ガス圧はほぼ0気圧(;^_^A

消耗部品を交換して、専用の装置でエア抜きオイル充填して完成させます。

1983年・・・昭和58年の物です。

ショックロッドは錆びて歪み、ストロークの途中から極端に動きが悪くなっていました(手では動かせない状態)💦

ショックロッドは、歪みの修正＆再生メッキを施してオーバーホールしました(^^♪

古いYAMAHA製のリアショックをオーバーホールする場合、色々と加工が必要な事が多々あります。

エア抜き用のプラグの設置や、高圧ガス注入口の設置・・・ショックロッドの再メッキの際は新たにパーツ製作＆組込が必要だったり・・・。

バンプラバーは欠損しオイル漏れを起こしておりましたが、オーバーホールする事で性能が蘇るります(^^)/

かなり古い上にレアなモデルです。

正直に言うと当時の資料やデータは皆無の上に、もちろんマニュアルなどはありませんから、慎重に事を進めていかないといけない訳です💦

経験上、大体の事は予測しつつ・・・各部を計測しながら・・・うーん。これは考古学か？とか思いながら作業しておりますｗ

ショックロッドは錆びていましたので再メッキを施しました。

ショックスプリングも専用塗料で再塗装しました。

オイル漏れのまま、しばらく走ってしまったとの事で内部の破損を心配しましたが、無事でした(;^_^A

めちゃくちゃレアな車体ですね！

バンプラバーは砕け散って、オイル漏れを起こしておりましたが無事にオーバーホールできました(^^♪

ショックからオイル漏れとの事で修理です。

ショックロッドがかなり錆びてしまっておりましたので再メッキしました。