「修理」カテゴリーアーカイブ

CRF150Rのエンストする原因を探せ!の巻

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クラッチ取外し
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クラッチ分解点検

オーナー様、曰く「すぐエンストするのよ~。クラッチの切れが悪いんじゃないかしら?」との事でクラッチをオーバーホール&点検のご依頼です。

しかしこれと言って大きな以上が見当たらない・・・一先ずはご依頼いただいた内容で、クラッチの消耗品の交換とバケットとボスの面取りを行って組上げました。確かにクラッチスプリングは縮んでるしプレートの歪みはあったのですが…。クラッチの切れに関してはオイルの質も重要になってきますし…ウーン(-.-)

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他に考えられる原因①
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他に考えられる原因②
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他に考えられる原因③

① 2007年モデルのCRF150Rでメンテ不足との事をオーナー様から伺っていましたので他の原因も探ってみました。FCR-MXについているホットスターターワイヤーは結構汚れやすかったり遊び調整不良でエンジン不調になり易い部分です。ちょっと気になる程度の動作不良を発見したので綺麗にして調整して組上げました。簡単な部分なだけに見逃しやすい部分ですよ、ココ。でも重要な部分です。

② そしてスパークプラグ。単純ですが馬鹿にしてはいけません。CRF150Rは最新の燃焼室形状で高圧縮型なのに粗末なプラグが装着されています。本来ならレーシングプラグかイリジウムがいいのでしょうがコストの問題でメーカー出荷時には普通のプラグが着いてるんですよね。プラグもチェックしてデロデロなので交換しました。

③ そしてバルブクリアランス。8年程度経ったマシンですから絶対的に点検しないと不味いです。規定値よりも詰まっていました。これでは性能が低下してしまいますので調整して組上げました。

始動テストしましたがエンジンは調子良くかかりますし吹けも良い感じです。コースに持ち込んで熱垂れしてどう変わるか?この辺りはオーナーさんへ委ねます(^^;

 

CRF150R ステアリングステム修理

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アウトな状態
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本来の姿

CRF150Rのステムです。取り回し時に変な感じがするので点検する事になったのですが、外してみてビックリ!アウトです(^^;

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アウトなレース
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本来のレース

やっぱりどうしても定期的なメンテが必要な部分ですね。ココは。ベアリングの中でも高価な部類に入りますがこうなってしまったら交換しましょう。

KTM 300XC エンジンのオーバーホール修理(腰下編)

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前回からの続きです。新品のクランクシャフトが入荷していよいよ組み立てていきます。予め負担が掛かり易いクランクケース内のベアリング類やシール類を交換しておきましたので比較的スムーズに組立てられたのですが・・・

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250EXCやフリーライド250も同じなんですが、鬼門のセルモーター周り…ピニオンギアは錆と泥でガバナーウエイトを留めているスプリングが破損し、セルモーター内部はブラシが粉々に(T_T)

ガバナースプリングは用意してあったので事なきを得ましたが、カーボンブラシが在庫なし!レースに間に合わなんぞー!セル無しで頑張ってもらうしかないか…。とオーナーさんへ連絡してみると「ブラシ2セット持ってるよ」との事で事なきを得ました(^^;

KTM 300EXCのエンジン修理(オーバーホール)

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KTMの300EXCです。300ccの2ストロークエンジンです。物凄いトルクフルなモデルで世界のエンデューロではスタンダードなモデルです。

最近になって異音が出始め、振動が多くなってきたとゆー事でエンジンを分解します。その前に嫌なものを発見してしまいました(;´・ω・)

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点火パルス、信号を送る配線が外れショートしていた模様…。これでは点火タイミングがおかしくなっていたんじゃないか…ッテことはデトネーション…(;・∀・)

シリンダーを外しコンロッドを確認してみると尋常でない縦振れ。こりゃあ交換だなあ。オーナー様にお伺いを立てクランクを新品に交換することになりました。

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さすがにクランクは用意してなかったんで、とりあえず分解して下準備を整えておきます。

まずは腰上(シリンダ周り)から。排気バルブを分解してヤニを綺麗に落として組立調整です。ここでKTM特有のディメンションZを調整して組み込んでいきます。排気バルブ周りはヤニやカーボンが蓄積して調子を狂わしやすい部分ですので定期的なメンテが必要です。

ディメンションZとは、バルブフラップの始点の調整なんですがモデル毎に違うのでマニュアルを参考にしましょう。

本日はここまでですが、クランクが入荷する前にクランクケース側のベアリング類も打ちかえておきます。

CRF230F サスペンション修理の続き

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前回の、続きCRF230Fのサスペンション修理の模様です。フロントフォークからオイル漏れをしており、漏れてる側のフォークの動きがおかしくなっておりました。

よくよく点検してみるとアウターチューブに大きな打痕がついていました。どうやらこの打痕でアウターが一部変形して引っかかってオイル漏れを起したようです(^^;

何とか修正して組まないと直ぐにオイルシールが駄目になってしまいますのでホーニングします。

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続きましてリアショックの修理です。特にオイルが漏れている訳じゃないのですが最近ポンポン跳ねるとの事なのでオーバーホールする事になりました。

このタイプのショックですと別途ガス注入口を設置する必要があります。

ダストシール、オイルシール、ボトムアウトラバー、ピストンバンドやスライドブッシュを新しい物に交換してリフレッシュしました。

CRF230Fのサスペンション、クラッチの修理

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クラッチの取り出し
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組立準備
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新旧スプリング

CRF230Fのクラッチ修理です。クラッチが滑る症状が出始めた様なので各部点検して修理します。

XR230と共通なのかなーと思われがちなんですが、実はチョコチョコ違っているので注意が必要です。

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ベアリング取外し
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ベアリング交換

ステムにもガタが出始めていたのでベアリングを交換します。バイクの操安性に大きく影響する部分ですので最重要点検項目の一つだと思います。

次回はフロントフォークとリアショック修理の模様です。

続く・・・

 

 

YZF-R6のサスペンション修理

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取外し
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分解洗浄
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完成

YZF-R6のサスペンション修理の模様です。走行距離が嵩んでますので、このままですと新車の時の様な運動性は望めません。少しづつ劣化していくので気付かないうちに…となるのが機械です。

ヤマハのマシンにはヤマハオリジナルのリアショックが装着されているモデルが多く、KYBやSHOWAとは違い独特な造りです。

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バキュームポンプ
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フロントサスペンション

とは言ってもジョニーズファクトリーでは特殊ポンプに接続可能ですんでご安心下さいm(__)m

フロントはフォークオイル漏れとステムにガタがあるので修理します。

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ステム完成
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フォーク完成

 

DRZ400SMの前後サスペンション

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DR-Z400SMのリアショックとフロントフォークをオーバーホールします。車体から取外したショックユニットはオイルシール、ダストシール、スライドブッシュ、ボトムアウトバンパー、ピストンバンド、ブラッダ(ガス袋)を新品に交換して真空ポンプでエア抜きして完成させます。

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続きましてフロントフォークですが…問題発生です(^^;フォークダンパーを組上げてみると、いくらエア抜きしてもエアがダンパー内に混入してしまいます。

調べてみるとコンプレッション側のオイルシールが駄目になっていました。通常ですとアッセンブリ交換になってしまうのですが、ジョニーズファクトリーでは修理可能です(追加料金が発生しますが)。

意外に思われるかもしれませんがフォークダンパーのこの部分は永らくメンテナンスをしていなかったりすると破損し易い部分です。フォークダンパー内を加圧しているスプリングとシートが擦れ合っていますのでスラッジが出てシールを破損させてしまうのですね。

ご注意くださいm(__)m

KTM 990ADVENTURE(990アドベンチャー)のリアショック

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WP Shocks
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リバウンドアジャスター

KTMの990アドベンチャーのリアショックのオーバーホールの模様です。

点検してみると、リバウンドアジャスターが動きません!水分が浸入して錆ついてしまった様です(^^;

何とか外せたのですがニードルが折れてしまいました(T_T)

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修理完了!
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専用バキュームポンプ

WPのPDS(KTMのEXCモデルに採用されてます)なんかも同じく、リバウンドアジャスターが錆易いので気を付けて下さい。

実はSXシリーズのショックも同じく錆びやすいのですが…(^^;

ジョニーズファクトリーではWPのリアショックをオーバーホールする際には必ずこの部分が錆びない様にグリスをたっぷり塗って組みつけます・・・ですが!!永年放っておくと錆びちゃうので定期的なメンテをお願いしますm(__)m

 

KTM 250EXC-Fのリアショック

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分解洗浄
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リバウンドアジャスタ

ちょっと前の250EXC-FのWP製PDSリアショックです。オーバーホール致します。

分解前に点検してみるとリバウンドアジャスターが動きませんでした。これはよくあるアレだなーと思い分解してみるとアジャスタ内部が錆てしまっていました。

外す際に折れてしまいました(^^;

アジャスターを新しい物に交換して組上げます。


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O/H済

アジャスタ内部には耐水グリスをたっぷりと塗り付けました。

専用の真空ポンプでオイルを充填させて、エアを抜いて完成です!