「修理」カテゴリーアーカイブ

WR250Fサスペンションの修理(リアショック編)

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WR250Fの2004年モデルのサスを修理しました。前後共にショート化されているとの事で、動きがおかしいとの事です。きちんとしたショート加工が施されていれば問題は起きないのですが、間違った方法でショート化されていると色々と大変な事が起きます。

ですので各部の寸法、スプリングのバランス等々…分解して点検します。先ずはリアショックからです。

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ローダウンカラー

と言うのも実は問題の有りそうなフォークから先に分解したのですが、実際かなり問題があったのでリアからブログりました(^^;

04モデルのWR250Fはクロモリフレームで軽量軽快で健康的な状態であれば非常に乗り易いマシンで面白いんですよね。所がオーナー様の話を伺うと…???そんな事ないはず!な感じになっているのですね。

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ショックスプリング交換

リアショックはローダウンカラーを取り除く事で本来の寸法に戻せました。又、今回は前オーバーホールから日が浅いとの事で、消耗パーツの交換は無しです。

本来の寸法に戻した上で最適なバランスになる様にショックスプリングを交換しました。

フロント編へ続く…

ですがフォークはパーツ入手に時間が掛かりそうなのですが…(^-^;

suzuki 250SBのリアショック修理

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いつもご愛読感謝します。今回はスズキの250SBのリアショック修理です。オイル漏れを発生させていました。

カワサキのD-トラッカーと共通車ですがあまり見かけない車両ですよね。この頃、スズキとカワサキのモトクロッサーが共同開発車だったりしてましたね~。

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消耗パーツ類を交換するのは勿論なんですが、ショックロッドやインナーチューブは必ず研磨してから組込みます。ちなみにDLCやチタンコートされていますと研磨できないんですけどね(^^;

ヨシムラ ショーワのリアショック修理

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オイル抜け切り、ドライ状態
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分解洗浄点中!

いつもご愛読ありがとうございます。今回はヨシムラSHOWAのリアショックを修理しました。片側は完全にオイルが抜けてしまっていました。

ここまで放っておきますと、シリンダーやピストンにダメージを与え、オーバーホールしても本来の性能は望めなくなってしまいます。最悪、ユニットごと交換が必要になってしまいますので気を付けて下さい。

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完成

今回は少々のダメージでしたので何とかなりました(*´ω`)

めでたしめでたし(@^^)/~~~

RM-Z250のフロントフォーク

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分解洗浄点検中
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完成!

2009年モデルのRM-Z250のフロントフォークがオイル漏れの為、修理(オーバーホール)しました。

カードリッジは問題なく、分解洗浄で大丈夫でした。何シーズンもメンテしていませんと、カードリッジダンパーのシールが駄目になっている事が多々あるのですが運よく無事です。グリスアップして組込みます。

インナーチューブは良好でしたので研磨して仕上げて組込みました。

マジェスティS(150)のフォーク修理

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マジェのフォークO/H

通勤使用のマジェスティS(150)のフロントフォークからオイル漏れとの事で修理のご依頼です。走行距離が嵩んでいますし、勿論全バラして徹底的に綺麗に洗浄してから組上げます。

シンプルな構造のフォークだからこそオイルの劣化が性能に多大な影響を及ぼすのであります(‘◇’)ゞ

 

 

CRF250Rのフロントフォーク修理

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分解洗浄点検
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SKFフォークシール

いつもご愛読ありがとうございます。今日より営業再開でございます!

本日はホンダ CRF250Rのフロントフォークの修理(オーバーホール)の模様です。片側のフォークからオイルが漏れだしています。

オイル漏れの修理ではありますがオーバーホールと同じ内容になります。今回はオーナー様のご希望でSKF製のフォークシールキットを組込みました。私も愛用していますが、色々と斬新な試みのシールメーカーでお勧めです。特にリアショック用のシールヘッドはかなり良いですよ。シール性とフリクションロス低減をものの見事にクリアしています。私は自車のリアショックにSKF製ショックシールヘッドは外せません。

全ては少しでも路面追従性を向上させる為です。この路面追従がバイクをコントロールする上で非常に重要になってきます。モトクロスだろうが、エンデューロだろうが、トライアルだろうが、ロードスポーツだろうが、モタードだろうがジムカーナだろうが同じ事でごぜーやす♪

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フォーク完成(≧▽≦)

と、話が逸れました(^^;

今回のフォークはカードリッジに故障や破損は無く滞りなく作業が進みました。インナーチューブも良好な状態でしたので研磨して組上げました(^^)v

KX65 エンジントラブル?!

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点検中1
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点検中2

エンジンをフルオーバーホールしたばかりなのですが、ゴロゴロ?ガラガラ?と、ちょっと何が鳴っているのか不明な音と振動がするので点検しました。クランクOK。サイドベアリングOK。ボルト類に緩みがないか?うーん…困った事に異常が見当たりません(。´・ω・)?

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腰上

ピストンやシリンダーも異常なくクリアランスも計測してみましたが規定値に収まっています。

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クラッチまわり

唯一、クラッチまわりはオーバーホールしていませんので疑ってみました。バスケット裏のギアに若干ガタはあるものの振動が出るほどのガタか???判断に困りましたが、もっと酷い状態の物も何度も見てますがこれは違うかなと。

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オチ

実は分解しながら各部を点検していたんですが、チャンバーとエンジンブロックが接触していまして、さすがにこれも確信が持てず、念の為、エンジンを分解したんですね(>_<)

接触した状態で振動を繰り返していた様でブロックが削れていました。チャンバーの歪みなのかサブフレームの歪みなのか?それとも両方なのか?そのまま着けると接触してしまう状態です。

何とか接触しない様に組みつけてみると、あら不思議!変な音が消えました~\(^o^)/

念の為、エンジンハンガーボルトを点検してみると…ゆ、緩んでる!(; ・`д・´)キッズのマシンは大人がフルサイズに乗るより意外な事が起きますので点検整備は念入りにしないといけませんね(^^;

とりあえず大した事なくて良かったぁ~(>_<)

 

XR250Rのリアショック修理

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廃油

ホンダの古いXR250R(ME06)のリアショックとリンクアームの修理しました。リアショックはオイル漏れ修理、リンクアームはベアリング交換です。経年劣化でプラスチックのノブは割れてしまう事が多いので外さずに洗浄します。流石にパーツ供給がありませんので致し方なし…。

パーツクリーナーで出来る限り洗浄します。

ネジ一本でも緩めるのに気が抜けないのです。普通に回してもポッキリ折れてしまう事もしばしばあります((+_+))リアショックに使われているネジは5㎜とか4㎜とか小さく、且つ細かな部品についているので折れた場合、取り出すのが困難なのです~。

排出したオイルはヘドロになって鉄粉だらけになってました(^^;

オイル漏れを起こしている場合、ショック内部が負圧になってしまったり、逆にガスを抜いても圧が掛かっていたりと、おかしな事態に見舞われます。分解する時に危険な場合も多々あり結構怖いです((+_+))

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排出した廃油の状態で嫌な予感がしていたのですが、シリンダ内壁が偏摩耗してしまっていて、どうしようも無い状態に陥っていました(^^;

できる限り本来の性能を取り戻せる様に努力をするのですが、こうなってしまうとどうしようも無くなってしまいます。元々高性能なマシンなだけ残念ですね。

ドカティ ハイパーモタードのリアショック

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オイル漏れ

おはこんばんち!ジョニーズファクトリーです。

今回はドカティのハイパーモタードに装着されているオーリンズショックのオイル漏れ修理です。見事に漏れていますね(^^;オーリンズは耐久性よりも低フリクションを優先させていますので定期的にメンテが必要になってきます。

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分解
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完成

内容的にはいつも通りです。綺麗に洗浄して消耗パーツ類を新品に交換し、専用のポンプでエア抜きオイル充填、リークテストを行い完成です。

 

ジェベル250XCのリアショック修理

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ビフォー
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アフター

いつもご愛読ありがとうございます。ジェベル250XCのリアショックを修理しました。ショックロッドには錆が発生し、オイル漏れを起こしていましたので再メッキの上、オーバーホールです。

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再メッキしたロッド

ショックやフォークのスライド部分のメッキは装飾用のメッキとは違い高い精度が求められます。時間は掛かりますが本来の性能を取り戻すには欠かせない工程です。

組み上がった後はリークテストをして、漏れがない事を確認してオーナー様にお返しします。

ジェベルやDR250のリアショックにはガスの注入口が無いので取付けました。